新年とっくに明けましておめでとうございマ゙!!(PCについての記事)
あけおめ!ことヨロ!!お゙ぎでぇ゙ぇ゙ぇ゙!!!!
うるさいですねww とっくに明けてますけどリアルがなかなかハードなんです許してくださいなんでry
今回のテーマはずばりデスクトップパソコンですw
PCは既製品?自作??
そもそもPCを自作できるってことを知らない人もいると思いますが、自作できます。まずは、既製品と自作のメリット・デメリットから始めていきます。
既製品のメリット
- 買うだけでPCライフ(当たり前w)
- メーカーのサポートが受けられるしそれが容易
- ユーリティーソフトが最初から入っている
既製品のデメリット
- PCの性能に対して値段が割高
- 購入後の改造ができないorできてもやると補償対象外
- 他人によっては不要なユーリティソフトが多く容量を圧迫し処理能力に負荷をかけるだけで無駄
自作のメリット
- 必要な予算で性能を天秤にかけつつ部品を決めることができる
- 既製品と比べて性能に対して安価になる
- 作成後の改造が容易
自作のデメリット
- 組み立てるのがそもそもめんどくさい
- 部品相性問題等でトラブルことがある
- 何らかの破損の時、部品単位での保証になるから特定の手間等がめんどくさい
- ユーリティソフトがないので必要なものがあれば自分で入れなければならない
ぶっちゃけ…金があって普通のPCが欲しいなら既製品のほうがいいと思いますww
第三の選択、オーダーPC
自作と既製品の中間的存在でオーダーPCというのがあります。これはドスパラ等の会社がお客さんのオーダーを受けてお客さんの代わりにPCを作成。必要なソフトもHP上で提案してくれるし、こちらからの相談にものってくれる。当然、組み立て工賃等が乗ってくるので完全自作よりは割高になる。
自作PCのすすめ
では実際、自作するとして疑問になるのが「それって初心者にもできるの?」ってことだと思う。
結論としてはPCを触ったことが全くない初心者ならやめたほうがいい。ある程度触っててこれから書かれていく内容に全く問題がなければぜひチャレンジしてほしい!
自作に絶対必要なもの
あったらいいけど無くてもいいもの
- ビデオカード(グラフィックボード)
- 社外CPUクーラー
- 社外グリス
- サウンドカード
- BDドライブ
各部品の解説(不要なら飛ばして問題ない)
・PCケース
パソコンの部品を納める箱。大きさが色々ある。大きい順に
フルタワー>ミドルタワー>ミニタワー……(以下略)
となる。この大きさは次に出てくるマザーボードの大きさに合わせて買う必要がある。
パソコンの基盤そのもの。ここに色々部品をつなげていってPCはできている。規定された大きさを示すワードがあり ATX mini-ATX micro-ATXなど表記されている。
・CPU
PCの脳みその中でも演算を司る大事な部品。PCの処理能力はこいつ性能で大きく変わる。IntelとAMDが2大巨頭で特にIntelはみんな知ってると思う。
Intel Core i7 Core i5 Core i3シリーズ等
・メモリ
ランダムアクセスメモリ(RAM)。処理等で必要なデータ等を一時的に保管したりする大切な部品。人間でいうところの短期記憶に近い機能。
・SSD及びHDD
SSD(ソリッドステートドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)は共にデータの記憶装置でありOS等もここにインストールされる。
2つの違いはデータのやりとりする速度。一般的なHDDとSSDとでは自転車と新幹線くらいの速度差があります。蛇足ですが最速を誇るM2 SSDというものもありこれはリニアモーターカーくらい速いものだと思ってくださればいいと思いますw
当然値段はM2 SSD>SSD>HDDとなります(同じ記憶量でなら)
・電源
その名の通りPCの各部品へ給電する装置のことです。作るPCの要求電力に比例して電源を選ぶ必要があります。350Wくらいのから、果ては1500Wにもなるものまであります。
電源には認証がいくつかあってブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナム、チタニウムなんて感じです。認証レベルが上がるほどに高効率電源であるという証明になります。値段もうなぎのぼりですがw
・OS
これがないと話になりませんw おなじみWindowsが一番有名です。
DSP版と通常版の違い 現在、Windowsの通常版は32Bitおよび64Bit版共に同封されたUSBメモリ形式での販売がされております。通常版はフルサポートが受けられOS単体の購入が可能ですがお値段がDSP版より高い。DSP版はDVD-ROM形式で32Bitか64Bitか選んでの購入になります。今時、32Bit版を買うメリットはないと思いますがネw
一つ気を付けてほしいのはDSP版は単体での販売ができません。OSとともに何らかの周辺機器をセットで購入する必要があります。新たにPCを組むときは必ず何か買いますから問題ないのですがww
・ビデオカード(グラフィックボード)
通称グラボ。こいつは2D映像やVR、3Dグラフィックなどの処理に特化したGPUというCPUとは異なる脳を持っています。CPUとマザーボードにもオンボードグラフィック機能というものがあり(ないものもある)そのままでも映像等は見れるが高度な処理には対応できない。それを助けるのがこれ。これも2大巨頭がありNVIDIAとAMDである。
・社外CPUクーラーと社外グリス
PCの一番の弱点は熱に弱いことだ。演算処理の激しいものほど消費電力は増え、その時に熱も発生してしまう。その熱を取るためにCPUには冷却装置が必須である。一般的にIntel等のCPUを買うとセットでCPUクーラーは付いてくるが、社外の物のほうがはるかに熱交換効率が良い。
CPUクーラーは一般的なもので空冷式と水冷式がある(特殊なものでガス冷もある)。空冷式はヒートシンクやヒートパイプを用いてそこに専用のファンをおき空気を当てることで冷却している。水冷式はCPUの熱を間接的に液体に移し液体をラジエターで冷却しまた循環させるというもの。どちらもCPUに触れる器具がありその器具とCPUにできるわずかな隙間を埋め効率よく熱を交換させるために使うのがCPUグリスである。
これも純正クーラーのCPU接触部等に最初から塗られているパターンが多いのだが当然熱伝導率が社外の物より劣る場合がおおい。高性能なCPUを買うなら是非冷却という点も忘れないでほしい。
・サウンドカード
ぶっちゃけあってもなくてもいいもの筆頭。なくても全く困らない。マザボにはオンボードサウンドデバイスがあるのだが、それでは物足りない、よりクリアな音を、ネット配信とかでノイズのない音声を送りたい。なんていう欲望を叶えてくれる装置。
実際に作っていこう
今回は家にあったパーツと近所のハードオフで手に入れた中古パーツと秋葉の新年セールで買ったもので作っていきますwww
- マザボ:ASUS B350-F GRMING(特価品1.3万)
- CPU:AMD Ryzen1800X(予備品)
- メモリ:CORSAIR LPX DDR4-3466MHz 8GB×2(予備)
- SSD:SanDisk ExtremePro 480GB(予備)
- PCケース:CORSAIR Obsidian(特価品CPUクーラーとセットで8千)
- 電源:CORSAIR RM750X(特価品1.1万)
- CPUクーラー:CORSAIR H100i V2(セール品1.2万)
- グリス:Thermal Grizzly製(900円くらい)
- グラフィックボード:AMD Radeon RX570 ASUS(セール品2.8万)
- サウンドカード:ASUS Strix Raid PRO(ハードOFF新古品6.5千)
- BD光学ドライブ:LG (バルク品7.6千)
- HDD:WDとSeagate共に予備品
- OS:Windows 8.1(DSP版1.6万)
構成はこんな感じ。
1、PCケースを箱から取り出そう
このケースにはUSB3.0のケーブルと電源スイッチ類のケーブル、リアファンとフロントファン2つの合計5この配線があった。余計な保護シールを取っ払い、ネジ類が納められた小さな箱も取り出しておく。
2、HDDとSSDを仮設置する
最近のケースは設置が楽で助かるww 3.5インチベイのケースを取り出してHDDをセットして戻すだけでいいんだもんなぁw 前はネジでいちいち止めてたんだよw
これを
こうして
戻すだけww
SSDの注意点。SSDは2.5インチです。そのためケースによっては専用の2.5インチベイがあるものもあります。ですが、今回のように3.5インチベイしかない場合はSSDに3.5インチの大きさになるようにする下駄というかケース?がありますのでそれを使ってHDDと同じようにして3.5インチベイに納めます。
3、マザーボードを取り出してCPUとメモリをセットする
マザボを取り出します。おそらく説明書、ドライバDisc、SATAケーブルなんかが同封されてると思います。とりあえずすべて取り出してマザボを袋から出しましょう。
取り出したらマザボの箱の上にビニール袋を敷いてその上にマザボを置きましょう。
この次のCPUセットがPC組み立てにおける最重要にして失敗が許されない部分です。まず今回使うRyzenチップを見てみましょう。
CPUの裏にびっしりと生えマザボとの接触部です。この足を万が一折って付けてしまったりしたら…破損します。電源入れたら動かないし、ショートします。それでもAMDはまだCPU側に足があるので付けやすいほうなんです。Intelだとこれが逆になります。マザボ側に足がある感じです。基本的にはそっと置くようにセットして固定器具でパッチンと固定します。
そしてもう一つ注意点が、AMDもIntelも同じです!セットチップには必ず向きがあります。
Ryzenの場合を見てみましょう。
丸の中にうっすら見えるかと思いますが三角の印があります。CPUにも三角の印がありますのでこの両方の印が合うようにセットする必要があります。
こんな感じでセットできれば一安心です。
次にメモリをセットします。この時の注意点はマザボに付いてくる説明書にメモリの頁があるので必ず読むことです。
今回の場合はこんな感じです。
今回使うメモリは8GBのメモリを2枚です。説明書には二枚差しの時は4つあるスロットのうちA2とB2のスロットの差すこととされています。順守してください。
そして、メモリはしっかりカチッといくまで差し込むこと。初心者あるあるエラーで一番多いのはメモリの差し込みが甘いことですww
3.5、もし純正のCPUクーラーを使うならこの段階でセットしておいてください。
4、PCケースにマザボをセットしよう
まず、マザボの箱に付いてくるケース背面につけるカバーをケースに取り付けます。
そしたら、ケースを寝かせてマザボを配置します。今回使うケースは最初からケースにマザボ取付用の台座ビスが取り付けられているためすぐに配置に移りますが、ケースによっては台座ビスは自分でつけるような場合もあります(経験上クーラーマスターは取り付けた)
(奥に写ってるのは1500円で購入したジャンクPC。なお電源入れたら発火した模様wwww稀にあることだからその辺の理解がないとジャンク品に手を出してはダメw)
配置したら取り付けネジがケースについてきてるネジセットにあるのでそれで固定する。
5、電源を設置する
下の部分に電源を設置して同じくネジで固定する。
6、PCケースの配線をマザボに接続する
非常にめんどくさいのがこの赤丸のPCケーススイッチ配線です。マザボの説明書をよく読んで接続しましょう。青丸はUSB3.0ケーブルです。これも説明書にどれが接続場所か載ってるのでその通りに。緑丸はPCケースのオーディオ配線です。同じく適切な場所に接続してください。
SATAケーブルをマザボと各部につなぎます。ます説明書にSATA1、2、3…とスロットがどれか記載されていますので確認します。SATA1をOSを入れるメディアに。SATA2を光学ドライブに。あとは必要に応じて3、4…と接続していきます。ただし、マザボに接続した配線をOSを入れるメディアと光学ドライブ以外のメディアにはまだ接続しないでください。あくまでマザボにさして持ってくるだけです。持ってきて接続していいのはOSを入れるメディアと光学ドライブだけですからね!(重要)
8、CPUクーラーをつける(社外の場合)
社外CPUクーラーは台座を先にマザボに取り付けてその上から固定していくパターンになります。今回使うのは簡易水冷式のクーラーです。簡易水冷式の場合は空冷式と違いラジエターを設置する手間が増えるだけです。ガチの水冷式を組む場合は大変です。タンクの設置、電磁ポンプの設置、配管の取り回しラジエターの設置などなど…ワタシもメインPCはCPU、GPU(SLI組んでるので2つ)共に水冷ですがハードチューブの配置に苦労しましたw
9、電源からの給電ケーブルの設置
主に、マザボと記憶メディアとグラボへの給電ケーブルの配置になります。とりあえずマザボと記憶メディアに対して配線していきましょう。今回、私はケースの裏側に配線を回していく裏配線で作りましたがそこは配線をまとめてあげれば気にしないでください。どこに、どの配線をするかはマザボの説明書をよく読めばわかります。
10、グラフィックボードの配置
現在のグラボはマザボにあるPCI Express x16 というスロットに接続して使います。メモリと同じようにきっちりはめ込んでケースに固定して、電源からの給電が必要なグラボならそこに接続してやります。
11、サウンドカードの配置
サウンドカードはPCIe×1スロットに配置してグラボ同様に固定してやります。
12、確認
すべての配線を確認します。電源ケーブルは?SATA1はメディアに、2は光学ドライブにつながってますか?メモリやグラボはきちんと接続されてますかケースファンの電源ケーブルはちゃんとマザボに接続されてますか?
13、電源を入れて起動
起動させたらDELETEキーやASUSの場合はF2+ENTERでバイオス画面に入ります。バイオス画面はあくまでマザボにあるデータで稼働してるだけです。そこで起動順位というものを確認します。おそらくSSD(HDD)HDDが1番で光学メディアが2番です。それを入れ替えます。光学ドライブから起動にします。準備が整ったらドライブにOSを入れて再起動させます。するとWindowsのインストールの案内が始まりますので画面通りに。インストールが終わったらまたバイオスを開いて今度はOSを入れたメディアの起動順位を1位にします。これでWindowsが問題なく立ち上がるようになります。
14、各ドライバのインストール
まずは、マザーボードのドライバをインス。次にグラボのを。最後にサウンドカードのドライバをインストールすればとりあえず問題なく動くPCの完成です!
終わりに
というわけで自作PCの話をしてきました。如何だったでしょうか?是非チャレンジしてみてください。最後におすすめを書いておきますので参考までにどうぞ。
マザボ ASUS製品一択。ワタシは一時期オーバークロッカーでした。今までMSIやギガバイト等色々使ったけど唯一ASUSだけは発火したりすることなかった。ガス冷で冷やしてもエラー吐かない。信頼できる耐久性。
グラボ NVIDIAならASUS。AMDならSapphire、次点でASUSかPowerCollar。
SSD SanDiskのExtremeProかSamsungの850Evo ハッキリ言ってExtremeProが強すぎて他が霞む(圧巻の10年保証)しかし、生産が終了しているので流通在庫しかない。
M2 SSDならSamsungの950。性能は強いが耐久性はわからぬ。
メモリ ワタシは昔からCORSAIR。安価で耐久性とバランスがいいのはCrucialだと思う。
CPUクーラー 空冷の安価で優秀なのは虎徹。
サウンドカード 今回偶々新古で安価なASUSのが転がっていたけどワタシがいままで使ってきたのはSoundBlasterZX。今後比較してみようと思うw
電源 今回はCORSAIRのRM750Xを使っているがこれは冒険ですwww 普段なら絶対ENERMAXかオウルテックにします。認証は最低でもゴールド以上にしましょう。
何番煎じか分からないけどカメラの事を書くよ!
ハロハロ?今回は誰かの役に立てたらうれしいかも?と思ってカメラについてのお話ですw(長いです)
今更だけどカメラって?
昨今の時代カメラはものすごく大きく分けて2つのグループに分けられると思います。
- デジタルカメラ
- フィルム式カメラ(アナログカメラ)
フィルム式カメラは今でも健在です!過去の遺産ではありませんよ?記録を「遺す」という概念においては最強です。何しろ一度現像したら再生する機器がいりませんもの。
今回はデジカメを中心にお話を進めます。もしこの記事を読んでいただいた方の中に「フィルムについても書け!」と仰って下さったら喜んで書きます!(ゆきポメはフィルムカメラ大好きです)
更にデジカメの分類
さて、デジタルカメラと言ってもまたその中にいくつか分けられる種類がありますのでご紹介します。ちなみに、これはフィルム式にも当てはめられます。
- デジタル一眼式カメラ(ミラーレス含む)(フィルム式にミラーレスはない)
- デジタルコンパクトカメラ(携帯電話等を除く)
- 携帯電話やタブレット(スマホ含む)(フィルム式は当てはまらない)
- デジタル二眼式カメラ(あるらしいですよww)
ここまで「ふーん」程度でいいので大丈夫ですか?
さてよく皆さんが想像するカメラ!と言ったら大体は一眼式とコンデジではないでしょうか?まずはこの二つから始めましょう。
ボクは王道を往く一眼式ですかねぇw
一眼式カメラと言えば日本の名だたるメーカーが開発している王道中の王道ですww
Canon EOS5D MarkⅢとEF28-70mm F2.8L USM
皆さんが一番想像できるカメラだと思います。
さて、ここからがちょっと難しいお話になるので頑張ってください。
先ほど一眼式カメラに補足説明がついていたんです。ミラーレスって書いてあります。何の事じゃ?と思われてると思います。そこでこんな言葉を聞いたことってありませんか?
ミラーレス一眼レフカメラ
俗にいうミラーレスです。このミラーレス、ちゃんと意味があります。
この画像を見てください。青い縦に並んだ三枚の物体がある部分がレンズです。
問題は後ろのカメラ本体。丸で囲まれた部分ではなくて、その下の青い斜めの物体! これがミラーです!(因みに丸の部分はペンタプリズムと言います)
カメラで撮影するとき覗いて被写体と合わせますよね?あの時見えてるものは画像の赤い矢印のように光が進んでくるからなんです。
ミラーレス一眼とはこのミラーとペンタプリズムをなくし直接撮影映像を背面の液晶や覗くとこ(ファインダー)に映写してしまうというものです。
結局のところ何が違うねん!?
あえて、あえて語弊多大ではありますが最初はこんな認識でいいと思います。
- ミラーレス機はコンパクト
- ミラー付は昔からある見覚えのあるカメラ
コンパクトデジタルカメラ
コンデジとも略して言いますよね。一眼式との最大の違いはレンズが交換できるかどうかです。
コンデジのいいところは手ごろな値段でレンズがセットでついてくるからメモリカードと充電さえすればすぐ撮影できることですね。まぁ、世の中にはいくつか頭のおかしい値段のするコンデジもありますが…w
携帯電話やタブレット
オイオイオイ?そういうのは求めてないって??言っておくけど現代のスマホのカメラはもはやかなりのものでコンデジに匹敵するんだよ?
豊富な機能と即応性。おまけに外部レンズとRAW撮影対応
まずは基本的に携帯は持ち運ぶものです。つまりいざとなればいつでも撮影ができるということです。この即応性は最強だと思います。
そして機能!ワタシは現在iPhone7Pulsを使っていますが様々な機能があります。連射、動画、スローモーション撮影、ポートレートモード(疑似ボカシ)などね。
iPhone7Plus ポートレートモード M設定 RAW現像無し
例えばこんな感じ?結構いいですよね。外部レンズというのは最近ヨドバシとかで売ってるクリップみたいなやつにレンズが付いてて、それをスマホのレンズ部につけると広角や望遠で撮影できるってやつです。RAW現像については後程出てきますのでその時に。
ここまで読んでくださって元も子もないけど…
本当に一眼レフカメラとか必要ですか?もしiPhoneやXperiaでよくね?とかなったらそれはそれでいいと思いますよ!
なんで一眼やコンデジを買うの?
スマホと比べてその性能差が凄くわかりやすいのは夜ですよ。夜間撮影となるとスマホはすぐに限界が出ます。星空なんてまず無理です。
それから画像の情報量(データ量)が少ないのでやはり細かな再現性は劣るし、大きな印画紙に印刷するのも苦手です。
ここまでが概要。
じゃぁ、カメラを買うよ。でも使い方わかんない!
ここからは操作、撮影についてです。先に言っておきます…あくまでもワタシ個人的な主観による初心者向けです。もし厳しかったら後ろの方※から始まる見出しまで飛んで。
写真は3つの要素で光を捕らえる
以下文中はカッコない表記
1、素子感度
デジカメというのは素子と呼ばれるセンサーに光を当ててその情報をデジタル信号に変換して映像を記録しています。そのセンサーの感度を変えることができるのです。
これをISO感度といいます。ISO感度は数字が高ければ高いほど少ない光で反応できます。ですから、ISO100よりISO3200の方が暗いところでも少ないSSで撮影できるのです(F値同じなら)
2、レンズの明るさ
レンズにはその種類によって最低の明るさから最大の明るさが決まっています。例えばこのレンズを見てください。
Nikon Ai-S Noct-NIKKOR 58mm F1.2
レンズの外周に1:1.2と書いてあるのが分かりますか?この1.2という数字が最低のF値です。
混乱しやすいのでここで一つ付け加えておきます。F値はその物体がどれだけ光を透過できる能力があるかを示した指標です。(この数字は難しい言葉で言うと逆数の対数で表記してます)
F値は0に近づけば近づくほど透過率が高く、数字が大きくなればなるほど透過率は低くなります。
話を戻します。このレンズの最低のF値は1.2。では最大は?レンズには絞り幕というものがあります(一部ないものもある)この絞り幕を全部絞って光の量を下げた値が最大のF値になります。因みにこのレンズの場合はF16が最大値です。
なお、この最低のF値の事を開放F値(絞り幕を開放して最大まで開いているから)と言い、その状態で撮影することを開放撮影なんて言ったりもします。
このF値…後々また出てきますが結構大切なんで覚えておいてください。
3、シャッタースピード
その名の通りで素子にどれくらい光を当て続けるかの時間です。これは単純です表記単位は秒です。1/4000秒くらいから30秒以上シャッター幕を開けて素子に光を照らす(露光といいます)事が出来ます。
うががが!混乱した!なんか分かりやすくしろ
簡易な図を用意しましたのでこちらをご覧ください。
※F値は明るさ。でもそれだけじゃない!?
F値は確かにそのレンズがどれくらい光を透過するかを示したもの。ではこの写真を見てくれ。
被写体 かえるちゃん (@0910kaeru) | Twitter
カメラ α7Ⅱ レンズ CONTAX 50Anniversary Planar 85mm F1.2(撮影時F1.4)
ポートレートなんだが被写体から背景が強烈にボケているのがわかるだろうか?これは意図的にPhotoshopとかで加工したわけではなくレンズの性能でこうなっています。
F値を低くくしてやると光の量が増えるのは当然だが、同時にピントの浅さ(これを被写界深度という)が強くなる。もちろん被写界深度はF値だけで決まるものじゃないけどF値が下がれば下がるほど被写界深度は同様に浅くなっていくという性質がるのだけは覚えておいてほしい。
ISO感度とノイズについて
前に話したISO感度だが、この感度を上げていくと確かに少ない光で露光時間を短くできる。別にカメラに入ってくる光が増えるわけではない。つまり内部の機械が処理しているのである。当然ISO感度をガンガン上げればその処理はより厳しくなる。そうすると写真にノイズと呼ばれるエラーが増えていく。具体的に以下の写真を見てほしい。
ISO感度Hi(25600) カメラX-T2 レンズFUJINON XF10-24 F4 (F4)
ISO感度8000 カメラX-T2 レンズFUJINON XF10-24 F4 (F5.6)
明らかに下の写真の方がノイズが少ないのが分かる。ぶっちゃけISO8000でここまで綺麗に撮れるフジのX-T2の性能は鬼なんだけどな…。
ここまでをふまえて撮影の話
さて、カメラを買った前提で話していきますが…撮影において最初はこれ!というものをあげていきます。
設定でISO感度はオートにしておく
- 初めての撮影はP(プログラムオート)でいい
プログラムオートというモードがカメラに備わっている。これはカメラ本体がF値、SSすべてをオートで判断してくれる。いわば被写体に向けてシャッターを切ればいいだけ。
まずはこのモードで写真を色々撮ってみよう。撮ったら必ずPC等の大きな液晶で写真を見て見ましょう!
撮っていけば段々、画角やF値や被写界深度の関係も理解できてきます。
2. 絞り優先オートを使っていこう
プログラムオートでカメラに慣れてきたら絞り優先オートを使おう。このモードは絞り(F値)を自分で考える必要が出てくる。それとできたらISO感度もオートではなくて自分で考えてほしい。ノイズを少なく、でも必要なときにどれくらい上げればいいか感覚的に慣れてほしい。
3. 構図を考えてみよう(これができたら一気に中級)
構図を考えて撮影してみよう。でも具体例をここに示すけど…これに凝り固まらないでほしい。自由な発想でいいんだよw
んで、実はカメラとレンズ買ってないんだけど何がおすすめ?
実はこれがTwitterでも一番よく聞かれる。だから…個人的な主観とセンスでお勧めを書いておく。
デジタル一眼レフカメラ
ミラーレスだけどα6000 マジでお勧め。
個人的に中古相場でボディだけ2.5万位で買える。α6000は連射性能も秒間10発と高く同価格帯の他のメーカーを見てもメリットが高い逸品だと思う。おまけに小型なのでバイク乗りにはうれしい。
んでレンズはSIGMAからSonyのαシリーズ等に使えるEマウント専用のレンズDN19mm F2.8 Art。
レンズも新品で買っても2万しないで買える上に、なんとこのレンズSIGMAが誇るArtラインのレンズなのだ。最近のSIGMAは恐ろしく、ことこのArtラインはもはや純正メーカーの製品を食い殺しに来ている性能なのだ!一押し!!
コンパクトデジタルカメラ
コンパクトに収めたいならRicohのGRシリーズ。値段は実はα6000より結構高いのだがコンデジの中では超高性能である。(Sonyのぶっ壊れ性能+値段のアレは例外)素子やエンジンが優秀なのは当たり前だが…何しろレンズが凄い!Ricohは昔からレンズも作ってるメーカーさんで特にフィルムの頃からGRレンズは定評があった。青と白のコントラストを撮らせりゃ最強と言われたほど。ワタシも未だにRicohのコンパクトフィルムカメラ GR1sを愛用しています(これもGRレンズ)
レンズは28mm相当の広角~望遠のズームレンズ。F値は開放2.8と相当明るい。
望遠と値段と性能が両立する人気商品。Nikon COOLPIX P900もおすすめ。見た目は完全に一眼レフだがレンズ交換はできないちゃんとしたコンデジなのだ(コンパクトじゃねーけどな)
値段的には新品で5万円前後。24mm相当~最大2000mm相当までの馬鹿げたズームレンズを搭載している。24mmの時で開放F2.8。2000mm時の開放F値は5.6。ズームレンズはF値が広角側と望遠側で違うのはしょっちゅうなので気にしなくて大丈夫だ。むしろ手持ちサイズで2000/5.6というとんでもない数字を達成してることが素晴らしい。
(蛇足)フィルムカメラのおすすめ
バブル期の権化。高級コンパクトカメラ。フィルム式でその値段、驚異の12万(当時)
ついてるレンズはNIKKORの球面レンズだが当時のお化け技術、レンズそれぞれを計算で配置し収差を補正。全群に有鉛ガラスを使用。
35mm F2.8という明るいレンズ。当時のNikonのフラッグシップモデル並のプログラムオートコンピューターを積、その性能は抜群(誰が撮っても作品になると言わしめた)
ボディはフルチタン。フィルム残枚数やF値を示す計器はSEIKO製の機械式。Roman溢れるww
他にあるといいもの
三脚 おすすめはベルボンのUT-43、足が反対側に畳める為、非常にコンパクトになる。バイク乗りに一押し。
RAW現像について(分からないなら飛ばそうw)
RAWデータとはカメラの機能でJPEG等に圧縮される前の非圧縮ファイルの総称。各メーカーによって拡張子が異なるので注意。
撮影の設定でRAWデータを残す設定にするとメモリ内に保存されます。各メーカーから専用の現像ソフトが出ており、カメラを買うと付属ないしメーカーサイトからDLしてPC上で使います。
個人的には各メーカーのよりAdobeのLightRoomやPhotoshop CameraRAWを使う方が楽だと思う。
RAW現像の具体例を示しておこう。
RAW現像前の写真
どアンダーでダメダメ写真ですね…
これをRAW現像してみると…
まるで別物ですねww ここまでやったらもう写真なのか絵なのか分かりませんがこういうことも可能です。LightRoomにしろPhotoshopにしろ写真を加工しているということですw
まとめに
探せば溢れてる内容ですがもしこれがお役に立てたら幸いです。ここまで読んでくださってありがとうございました。
もしわからないことがあったら下記のURL先からよろしくです。撮影のお誘いもお待ちして茄子!腕はないよww
バイクブロス祭りとかいう神イベに参加した
神ィ!!最高のイベントだった!
結論からスタートの今回のブログの内容はバイクブロス祭り!
もっかい言っとくよ?神イベ!!
何でそもそも参加した?
前日に友人が行こうか悩んでてそれを聞くまでそもそもこのイベント知らなかったwww公式サイトを覗いてみると…ん?BetaとShercoの試乗車あり…だ…と!?
Betaはまぁそこそこの知名度もあるし分かるけど…Shercoってwww このブログを見てくれた皆さんも知ってますか?おそらく知らない人が殆どですよえぇwww
というわけで、軽く乗れる程度だとしても俄然行く気になった訳。
お…おっぱげた…(驚嘆)
えぇ…(困惑) ガチ車多いやんwwwwww
いざ会場へ!
会場はモリパーク アウトドアヴィレッジ
東京都昭島市田中町610-4
会場についたのは10時過ぎ。9時半にはオープンしているので駐車場は既にバイクが多数!
公式hpにも書いてあった通り駐輪場は砂利。ボクはTEで行ったので全く問題なしww
試乗の受付へ!
いざぁ!きっと混んでるんだろうな…と思ったらロードの試乗はかなりの混みようだったみたいですが、オフロードは全然混んでません…くぅ~ん(ちょっと悲しい)
友人もほぼ初オフ!初めてでいきなりクロストレーナー250は贅沢モノじゃww
殆ど写真を撮ってないので文章メインになってしまうのが非常に申し訳ない。このちょっとした写真からもお分かりかと思いますが…予想の50倍くらいガチコースで試乗させてくれますwwww
試乗コースについて
初心者の方の為にフラットダート(玉砂利)周回コースが用意されています。
腕に自信ニキの方は玉砂利、ミニクライム、ミニダウンヒル(クライムより急角度)、ダウンヒル直後に180°ターンからのフカフカ土とウッズチップ路面からのその路面で180°ターンが体験できますwww
しかも25歳以下無料!アサラー以降は500円ww でも500円で2車種各2周のはずなんだけど…なんと!走行後、再度受付でエントリーすればまたチケットをくれる!という神対応!!しかも、2回目以降は無料wwwwwwww
結局ワタシはBeta3台、Sherco2台、HONDAのCRF250Rと合計6回試乗させていただきましたwww
合間に挟まれるガチレース(模擬レースとは?)
模擬レースを行うということで見に。そこでハスクの大神智樹選手がwwww
大神くん「あれ?Beta乗ってましたよね??浮気っすか??」
ワタシ「し、試乗だけだし(震え声)」
大神選手はワタシがハスクを買ったディーラーに勤めつつEnduroGPや国内EDでIBクラスで出場してるガチ中のガチw
そんな彼を含むエンデューロ、モトクロス、トライアルの選手たちが繰り広げる模擬レース…模擬?
IB大神智樹選手
うなる轟音!舞い散る砂と砂利!!
2017.11.12 BikeBrosFes demonstrationRace
http://www.nicovideo.jp/watch/1510503386 (ニコニコVerこちら)
どう見てもガチやん!ありがとうございました!
以下、試乗車のインプレ
Beta
- クロストレーナー250
- RR2T
- EVO80(トライアル車)
Sherco
- SE-R125
- SEF-R250
HONDA
- CRF250R(モトクロッサー)
クロストレーナー250
昨今、ハードエンデューロをはじめ国内で人気のあるバイクです。ワタシも一度是非乗ってみたかったw
跨ってすぐわかるのは足つきの良さ。TEと比較してもかなり足つきがいい!重さはちょっと重たく感じるけど多少だし全く問題にならないかな。
エンジンをかけて最初にすぐ気づいたことは、微振動が大きい事。TEやEXCは2017年モデル以降バランサー等が超改良され圧倒的にエンジン振動がありません。この振動…たかが振動と侮ることなかれ…疲れてきた時にこの振動の有無はかなりの差を生むのです。
発進してすぐに気づいたのは圧倒的な低速域から中速域のトルク!ギア比もあるかもですがすげー鬼トルク!楽!圧倒的に楽www
玉砂利でフロントがとられないようにアクセルあけていくのも容易い!上はそんなに回らない感じですけどこれはいいバイクだ!クライムも当然楽々登るし、トラクションもかかる。ジャンプして着地した時に若干変な挙動をしたのが怖かった…。
初心者からハードガチ勢まで広い範囲をカバーするそんなマシーン。おまけに値段も80万円台と手が届きそうなwww
RR2T
Betaが誇るエンデュランサー。クロトレとは全然違う見た目…跨って最初に思ったのはクロトレの後だからか凄く高く感じる。250EXCやTE250と比較しても高いというわけではないですよww シート幅が少しハスクよりあるのかTEよりは足つきが悪い気がします。
エンジン始動、やはりこっちも振動が結構あります…。発進するとクロトレ程のトルクは感じませんがTEやEXCと同じくらいの十分な太いトルクはあります。クロトレとの最大の違いは中速域から。やはりパワーがRRの方がある。上まで綺麗に回っていくし速度域が上がってもクロトレより足が仕事をするのか不安感がない。
クライムを全開で登ってジャンプ。着地しても変な挙動はなくすぐに下りに対応するトラクション。ターンもアクセルを開けながら曲がりやすい。クロトレよりいい足が入ってるから当たり前と言えば当たり前なんですけどねw
EVO80
ワタシのトライアル処女を貰ってくれましたwwwwwww つまり、ド初心者なものでよくわかりませんww
トライアルIAの山崎頌太選手にいっぱい…シゴいてもらいましたw
クラッチは指一本! 腰は引きすぎない! 大きく!大きく回る!!もっとゆっくり!! フロントアップの基礎はいいですね。では丸太のもっと手前でフロントを上げて乗り越えてみましょう!
などなど…凄く楽しかったです!山崎選手ありがとうございました。
SE-R125
初Shercoですw サスはWPでハスクやKTMと同じところのモノです。足つきはちょっと悪いです。シート幅が広いせいだと思います。エンジンをかけると125ccだからもあるかもですがBetaと違い全然不快な振動がありません。TX125並ですね!すばらっ!!
走り出して、オイオイオイ!?125ccの中じゃ一番トルクあるんじゃねーか?TX125や125XC-Wより全然トルクフルだ!150ccじゃないよな?それは言いずぎかw
ってくらいよゆーのトルクで走り出し、上も結構パワフル!ソフトマップと通常のマップ選択ができるのもいいね!
玉砂利を走ってるときにちょっと違和感。妙に跳ねる…ジャンプして着地…ん? フカフカ土で妙に逃げる…あっ!このバイクサスが結構硬い!一旦戻って、聞いてみたところ硬くしたりはしてない、むしろ少しプリ抜いてるとのこと。同じリンク式WPですがハスクと違い結構硬い!アグレッシブな走りに合わせてるのかな?
SEF-R250
4st250ccです250EXC-Fに乗ってるので比較対象がこれになってしまうかもですが書いていきます。
エンジン振動は2016年モデルのEXC-Fよりやはり少なくFE250並です。すばらっ!!
やはりこちらもシート幅がやや広いせいか足つきは少し悪い…。走り出してトルクはFEやEXC-F並にあります。んで、回していくとハッキリ違いが出ました。250の4stはどうしても高回転型エンジンの特性になりますがこのバイクはそれが顕著です!上でのパワーはEXC-FやFEを超えてる!!めっちゃ楽しいwww 2stのようなどこでもトルクではないけど4stなら一番いいかもと思ってしまったww
サスはSE-R125と同じでちょい硬め。
CRF250R
我らが日本が誇るバイクメーカーホンダの250cc4stモトクロッサー!足つきはシート高は高いが細身なのでそこまで感じない。エンジン振動もBeta程ではないがShercoほどないわけではない。発進!あれ?エンストしちゃったwwwwww 当たり前だけど極低速トルクは弱いです。気を取り直して…エンジン回せ!うほっ!パワーだけでいえば一番ピーキー。全開にすると非常に暴れる。サスがモッサーなので硬めなのも相まってすげー御すのが大変。全開でクライムして…あっ、かなり飛んだww
流石に2周目にちょっと注意されてしまったのでおとなしく帰還。反省します。
大まとめ
こんなに試乗させてくれて、しかも都内。IA、IBライダーのレースも観戦できて…オフ乗りは絶対に行くべき! ただ、砂埃にまみれるのだけは…お覚悟w
オリジナルデカールについて聞かれたので書いてみた(痛車)
こんにちは!前にTwitterなどでボクがやってるオリジナルのデカールについて聞かれたのでブログにすることにしました。
そもそもデカールって?
端的にいえばオフ車に貼ってあるシールwww(語弊多大)
世の中色々なシール(シート)があるけどデカールは厚みがあって物理耐久性も高いイメージ。
シートの種類について
- 水貼り
- シームレスシート
- カーラッピングシート
など
こんな感じでいくつか種類がある。痛車とかで最近流行りなのはカーラッピング。施工が楽なのと伸縮性があって曲面に強いという特徴がある。多くのメーカーさんは3Mのシートを使ってるらしいです。
今回はその中でも水貼りに含まれるデカールメインの内容です。
オリジナルデカールの制作
まずはデカールの制作です。ボクは下記のサイトで作成を依頼してます。
メーカーさんは外国、スコットランドの会社になります。やり取りは英語のみになりますのでその辺このブログを見てやってみる方はご注意ください。
やり方について大まかに、車種専用なので選択してそこからエディット。カウルの外装データを手に入れて、PNGデータで保存。そこから透過素材を作成。(車種のラインナップはオフ車等が基本。なければこの方法は使えない)
デザイン、絵を入れる際は時に修正(ワタシはPhotoshopとSAIを使用)
メーカーサイトで再度エデット。完成したら注文!
ここに関して、詳しく知りたい方はワタシに直で連絡ください!
デカールを施工する!
施工の際に使う道具たち
一番大事なのは「脱脂」
その名の通り、施工で一番大事なのは脱脂です!ここを疎かにするとデカールが剥がれ易くなってしまうので絶対にしましょう!
まず、カウル貼り付け面をパーツクリーナーで脱脂しましょう。
パークリで拭いたらその後、アルコールで更に拭きます。面倒だとは思いますがパークリの成分が残るとそれも接着を弱めるので手間ですがボクはやります。
アルコールで拭いたらドライヤーやヒートガン等で蒸発させます。
ちょっとしたコツ。部屋の温度は20度くらいでやると楽
部屋の温度が低すぎるとデカールが硬くて苦労します。尤もハナからある程度は硬いので苦労しますがwwww
霧吹きで溶液を吹きかける
霧吹きを使って水と少量の中性洗剤を混ぜた溶液を貼り付け面に吹きかけます。
この時、結構しっかり吹きかけた方がいいです。水分は後で押し出して処理しますので大丈夫ですよ。
位置合わせの仮貼り
この時、ちょっとしたコツ!シートの糊面は真ん中部分を露出させる。
こんな感じで真ん中部分だけ先に剥がします。でここで位置を合わせて左右貼っていきます。
この時、あくまでも位置合わせなのでズレは修正してください。
ヘラを使って水と空気を押し出す(本貼り)
位置が決まったらヘラと指と折れない心でガンガン水と空気を外へ追い出していきます。
ここが最大の労力ポイントです。硬いデカールを曲面に貼り付けるのは本当に心が折れますが、不屈の精神力で乗り越えてください。
ここで水分や空気が残ると見栄えや耐久性が悪くなりますので本当に頑張ってください!
シートに熱をかけて定着と強い曲面にしっかり貼り付ける
さて先の作業でいくら頑張ってもどうしても浮いてくるような強い曲面が必ず出てきます。そこで、熱を使ってシートを柔らかくし強く押さえつけます。ただし、熱をかけるとこのシートは完全定着用の糊が溶け出す設計になってます!(糊面2層構造)
ですので熱をかけて貼り付けたら最後。調整は効きません。
そしてすべての定着位置が決まったら全体を温め完全定着させます。
必要ならば修正する
この写真を見てください
ナイフで示した部分が一部どうやっても重なってしまう部分がありました。こういうものを修正するときにデザインナイフが活躍します。
完成
これらを繰り返して貼終われば完成です。
Illustration:Yuyu (@yuyutan0904) | Twitter
企画&イラスト修正 Design&施工:ゆきポメ@艦こウィッチーズ (@pomeTZR_3XV) | Twitter
終わりに蛇足
今回は今までと違って最強の耐久性と印刷の細かさを出せるデカールを注文してみました(ハイレンジ)
いつもはミディアムレンジのデカールを注文してるのですが…今回はイラストに細かな線が多く、物は試してみたかったのでw
結果は美しいが…二度と施工したくないwwwww
硬い。あまりに硬い!いつもなら熱はドライヤー程度で十分だし、少し温めてやれば曲面にも対応できました。が、今回は無理。ドライヤーじゃなくてヒートガンを使いましたよ。
クソ熱いデカールが熱いうちに貼り付けてやらねばならないので、火傷はしまくるし、親指の感覚は消えるし、水膨れから皮が剥がれて悶絶するわ…。もう散々です。
もし、ハイレンジで注文する猛者がおられましたら頑張ってください。あと、価格もミドルの1.8倍くらいしますのでお覚悟ww
モニターで泥落とし溶剤を使ってみたww
泥落とし溶剤ってなんだよwww
ちわ!泥落とし専用の溶剤と言えば?おそらく有名なところだと〇〇汁(以下A剤)とかじゃないでしょうかね?
今回のモニターはそれではなくちょっと面白いものですww
UDXの洗車って知ってる?
東京都の秋葉原にあるUDX(屋内駐車場)そこで洗車、コーティングをしている山田さんという方がいらっしゃるのですが、その方が今回開発した溶剤です。
某A剤と何が違うの?
最大の違いは塩基性の強さです。元々泥洗浄剤は塩基性が高いものが基本です。今回の溶剤はその塩基性度合いがやや低く、ゴム等に対する攻撃性がかなり弱いのが特徴です。
攻撃性が低いので原液のままでも使用できますが、それではコスパも悪いですし何しろ性能試験としてはぬるいので5倍に希釈して使ってみますwww
最高に泥まみれになった実験台www
マディーレースのバイク?いいえ、泥まみれと言えば田んぼで使った農機具ですよwwwwwww
というわけで今回の実験台はコンバインとその時使った長靴に決定!
まず、水をホースからシャワーでかけてみました。多少は落ちましたがこんなもんですねww ふつーw
次に5倍に希釈した溶剤を吹き付けて5分ほど放置して水をかけてみます。
ピカピカwww
さて、コンバインの方も溶剤を吹いて5分ほど放置したので水をかけてみますw
やりますねぇ! いつもコンバインは高圧洗浄機安定だったのですがこれならフツーの水シャワーでも泥をがっつり落とすことができそうです。
実際どうよ?
本音を申しますと、高圧洗浄機があるならそこまで必要とは思いません。ですが、そういうものがない、使えない。そういう環境では凄く役に立ちそうです。また、ゴム、樹脂、コーティングに対する攻撃性も低いというのは嬉しいですネ。長靴、コンベアー等にも容赦なく使えました。
お問い合わせについて
えっと、ダイマになっちゃうのですが…興味がある方は下記のところから山田さんへお電話してみてください。
Husqvarna TE250i
ハスクバーナの最新モデルに乗ったよ!!
ちわわ。今年のニュースの一つになるだろう2st FI エンデュランサーの発売!!
KTMの250EXC TPI 及びHusqvarnaのTE250iだ(300モデルは公道不可なので除いた)
4stでは原付からSSの大型まで当たり前のようになったFI(フューエルインジェクション)だが、今まで2stでFIは全くの0ではないがほぼ存在しなかった。
今回は、その2018年モデルのTEとワタシのキャブ最終となった2017年モデルのTEと比較してみようと思う。
そもそもFIとキャブは何が違う?
語弊はあるが端的に言うとキャブはアナログ、FIはデジタルだ。やっていることは同じ、内燃機関に燃料を霧状にして供給すること。
もちろん細かいことを言えば今やキャブと言えど電子制御があったり、CDIユニットはデジタル信号制御である。だが、今回は「燃料をどう供給するか」だけを考えるのでそう表現した。
キャブと燃料のアレコレは過去記事参照
ハスクバーナTEのキャブセッティング!(今回はキャブの基本も含まれてるよ) - ゆきポメのぐだブロ!
さて、FIはキャブと違いどうデジタル的に燃料を供給するのか?キャブはNJやMJやPJと言った物理的な制限でその供給量を決めるのに対してFIは全く異なる。
FIの燃料制御(かなり適当)
- エンジン回転数
- アクセル開度(どれくらいアクセルを開けてるか)
- 気温
- 気圧
- 水温
- O2センサーによる補正
など、これらのセンサーからの情報を集め、ECMというコンピューターが処理し、どれくらいの燃料をインジェクターから噴射するかを決めている。
簡単に言えば常に最適な燃料を供給してくれるのだ。
結論
キャブはセッティングがいる
FIはコンピューターが勝手にやってくれて楽
FIのTEとキャブのTEは何が変わった?
さっきの話を除いて圧倒的に変わったのは燃料タンクに何を入れるかである。キャブモデルは混合燃料(オイル+ガソリン)なのに対しFIはガソリンのみ。
FIモデルは燃料タンクとオイルタンクが分かれており、いわば分離混合になったのだ。
燃費とオイル燃費の改善。キャブと違い燃料濃度やオイル濃度を必要なところでは増やし、不要なところでは減らせるようになった。結果としてこれらが改善。走行中の白煙も減った。
重量の増加と重心の上昇。FIシステムの為に部品が増えたことにより車両重量が増えた。また、オイルタンクが付いたことにより若干だが重心が上がった。
2017年の足回りより2018年の方がコンフォートなセッティングに変更。ぶっちゃけカッチリした足になってた…速度域が上がればいいが、ハード系には不向きな変更。
エンジンフィーリングが何も変わらない!!
一番驚いたのはFIとキャブで制御機構がまるで異なるのにエンジンフィールは全く変わらないことだ。キャブからFIに乗っても全く違和感がない。言ってしまえば常にベストセッティングがでてるキャブ状態。
これには驚いた。たとえ乗り換えたとしてもなんも苦労することはないだろう。アクセルレスポンスまでキャブと差がない。
手前の燃料タンクキャップの上に黒いものがある。これがオイルタンクキャップ。奥の痛車のTEはワタシのキャブモデル。 今回比較に協力してくれたほいちゃっぴに感謝。
新技術モリモリで耐久性は大丈夫なの?
実はこれが一番怖かった。発表されたときに得た情報が「スロットルボディーがデロルト」「インジェクターはBOSH系」…いや、壊れると思ったよww
実際、ヨーロッパ選手権で破損している250EXC TPIは見たしね…。だが、日本に入ってきた時…あれから改良がなされていたらしい。またですか?2017年の時もやったよね?w
論より証拠!今回乗ったTE250iは納車されてすぐに北海道ツーリングで使用したもの。既に走行距離は2000kmを超え、雨風の中、色々な不整地を走ったが一切のトラブルはないそうだ。燃費は北海道ということもあるが驚異の30km/L超!オイル燃費も1タンクで2000km近くはいける!!
来年以降もKTM、Husqvarnaの2stに目が離せませんねw
基本のオイル交換とちょっとマニアックな整備
こんにちは。夏なのに天候がスッキリしなくて悲しいですねw
さて、今回は基本的な整備のオイル交換とKTM系のちょっと泣き所?な整備記録です。
オイル交換をしよう!
オイル交換は内燃機関4stエンジンの整備では基本ですし一番大事な整備でもあります。ここを怠ったりするとエンジンに致命的な故障が出たりしちゃいますからねw
250EXC-Fの場合
まずは廃油受けと13mmのソケットとラチェットを用意しましょう。
次にアンダーガードを外します。
アンダーガードを外したら13mmのソケットでドレンボルトを緩めます。
オイルが抜けるまで待ちましょう。出がなくなってきたらサイドスタンドを払って更に傾けてみたりすると抜けることがあります。ただし、転倒に注意ですよ。
抜けきったらドレンボルトを戻します。その際、絶対に新品のドレンワッシャーを使ってください!
さて、ドレンボルトを規定トルクで締めたら次にオイルフィルターを交換します。一般的なバイクはオイル交換2回でフィルター1回交換が普通ですが、KTMやハスクのエンデュランサーはオイル交換の度にフィルター交換と後の作業でしますが、ストレーナーの清掃をします。
オイルフィルターは内蔵式でカートリッジ式ではありません。ですのでまずはオイルフィルターが収まってる蓋を開けます。
8mmのソケットで開けて中からフィルターを取り出します。その際フィルターに窪みがありますのでそこをペンチ等で上手く引っ掛けて引っ張り出します。
新品と交換します。その際、奥にあたる部分にゴムの部分がありますので必ずエンジンオイルを塗布してから入れましょう。
蓋に付いているゴムのOリングを新品に交換して、蓋を戻して、規定トルクで8mmのネジを締めて終わり。
先ほど書きましたが、次にオイルストレーナーの清掃を行います。ストレーナーはちょっと分かりにくいですがここに収まってます。ドレンボルトと同じ13mmのソケットで開けます。
開けたらフィルターと同じようにペンチ等を使って引っ張り出します。優しくねw
取り出したストレーナーをパーツクリーナー等で清掃します。その際細かい網に破損があった場合…新品に必ず交換しましょう。
清掃したらストレーナーの両端にあるゴムOリング及び、ストレーナーの蓋に付いてるゴムOリングを新品に交換します。
その後、戻すのですが…ここに一つ楽に戻すコツがあります。ストレーナー単体を戻そうとすると結構苦労します。そこで先に蓋にストレーナーを嵌めてしまってその蓋を持って戻してやります。
蓋を手で絞めて、規定トルクで締めて完成。
そしたら、今度は車体を真っ直ぐにするためにジャッキ等を使います。
オイルを入れます。クラッチカバーの上端にあるオイル注入口から約1Lです。
因みに、ワタシはYACCOのMVX RACE 15W-50を入れてます。純正指定はMOTOREXのCROSS POWER 10W-50(10W-60)ですが…性能は段違いでこっちの方がいいですw
オイル注入口の下側にオイル窓があるのでそこを確認。エンジン始動してドライサンプゆえ全体にいきわたらせてから再度確認。真ん中よりちょい上くらいに油面が来るようにして完成!
KTM(ハスク)の泣き所?でもないかw
さて、ついでにKTM(ハスク)のエンデュランサーで定期整備をしてほしいところがありますので紹介しますww
トップステムナットの定期締付
実はKTM(ハスク)のステムナットは…緩みますww
物凄く緩むわけではありませんが段々緩みます。なのでできれば緩めて規定トルクで締めなおすといいです。
まずは車体浮かせます。そして、ソケット10mmとクローナットの17mmがあると楽にできます。ない場合は、ハンドル周りの一時的な外しが必要になります。
フロントフォークを固定しているクランプの10mmネジ4本を緩めます。緩めますが…完全に緩める必要はないです。フォークが動かない程度に緩めてください。
左右共に緩めたら次に、ステムナットの固定ネジを緩めます。
そして、ステムナットを緩めます。クローナットを先にステムナットに嵌めてからラチェットを使うとやりやすいですよ。
そしたら逆の順序で締めていきます。
- ステムナットを12N/mで締める
- ステムナットの固定ネジを17N/mで締める
- フォーク固定ネジを上側17N/mで締める
- フォーク固定ネジを下側15N/mで締める
これで完成です!!
次回は…たぶんツーリングネタになります!!!