ゆきポメのぐだブロ!

このブログはゆきポメの些細な日常を記したものです

KTM(Husqvarna)エンデュランサーのエアフィルターについて

今回の記事はある方面に疑問を投げかけます!

こんにちは。プラグ交換から連続作成しておりますw

早速ですが記事の内容に入ろうと思います。

 

エアフィルターって掃除するの?

そもそもエアフィルターって掃除する必要があるの?答えはYesであり場合によってはNoです。

エアフィルターには種類がある

基本知識としてエアフィルターの種類があることを紹介します。

  • 乾式フィルター(乾燥した紙や布状)
  • 湿式フィルター(フィルターオイルを含んだスポンジ状)
  • ビスカス式フィルター(織り込まれた紙状)

このうち乾式フィルターと湿式フィルターは清掃が必要でもしくは清掃が可能とも言えます(後述参照)

ビスカス式は基本的に清掃は不可で交換になります。

 

KTM及びHusqvarnaのエンデュランサーの場合

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これはKTMの250EXC-Fのエアクリです。純正でツインエアのフィルターが採用されています。このフィルターは湿式で緑色に見えるのはエアフィルターオイルです。

見て分かる通り汚れていますので清掃か交換が必要です。湿式フィルターはオイルで異物吸着性が高くまた水に対して強いので不整地を走行し時に水辺も走るエンデュランサーには都合がいいフィルターです。

取るのは簡単です。指で示してる金具を外します。

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次に真ん中の黒い部分に留め具が刺さってるので抜いてやります。そうすればフィルターが外れます。

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外したらエアクリ周辺を掃除しましょう。オイル等が付いてるのでちゃんとパーツクリーナーとウエスで拭きましょう。その際スロットルボディにゴミが入らないようにウエス等を詰めておきます。

最後にエアブローで埃などを吹っ飛ばしておわり!

 

清掃するの?いいえ、しません!!

さて次は清掃…と普通はいくのですが、ワタシはしません。なのでフィルターを新品に交換します!!

清掃のコストとそれにかかる時間、新品のフィルターの値段を天秤にかける

ぶっちゃけ言います。清掃にかかるコストと時間は結構な無駄です!!!その理由を述べていきます。

  • 専用の洗浄剤が必要
  • 対応したフィルターオイルが必要
  • 乾燥させたり何かと時間と手間が無駄にかかる
  • 新品のフィルターを買ったところで1600円程度

 

元々、このバイクにはツインエアー社のフィルターが付いています。その時に緑色のオイルが付いていたと思います。この色はちゃんと意味があってツインエアーのバイオフィルターオイルとわかるのです。因みに環境分解性がない方のフィルターオイルは青色です(ツインエアー)

よって洗浄にはツインエアーのバイオオイル用の洗浄剤が必然的に必要になります(モトレックスとBEL RAYの洗浄剤も中身は同じ)もちろん灯油、サンエスK、他の洗浄剤で清掃は可能ですが…元の性能を取り戻すという意味の清掃なのですから…その選択に意味があるとは思えません。

無論、その後使うフィルターオイルもツインエアーのバイオか中身が同じのモトレックスやBEL RAYのフィルターオイルが必要になります。

 

そして、ここが一番重要な事なんですが…

どんなに清掃しても完全に未使用状態にまでは戻らない!!

そりゃそうだ。100%ゴミが取れるわけがないのです。

 

そして手間がかかるのです。洗浄後、完全乾燥させる必要があります。乾燥させないとオイルの付着に斑が出たり性能が低下します。

そしてオイル塗布後に余分なオイルを絞り、ウエスに吸収させまた乾燥させる必要があります。更にその後、ウエス等でまた余分なものを最終的に拭き取ります。

 

その時間を時給換算してどれくらい無駄になるか…。

 

なのでワタシは清掃しません!

 

交換作業

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新品を開けて、エアクリを支えてるパーツに元通り組み付けます。その後、エアフィルターと車体の接触する部分に専用の隙間埋めオイル(ツインエアー製)をフィルター側の面に塗布して金具で固定しなおして完成です。

 

このブログを見てくださった皆さんなら…どうしますか???

 

次回はTEのキャブセッティングについてです。