オイルって新興宗教みたいだねw
各方面に喧嘩を売っていくスタイルはNGww
ハローハロー!はてなブログ実質的に第一弾はオイルに関する話題にしました。
-
オイルって色々あるよね
-
2stオイルって絶滅危惧種なの?
-
性能がいいと値段は高いの?
-
まとめに
1 オイルって色々あるよね
オイルといっても今回話題に出るのはバイクで使うものだけですけど…それでもいくつかの種類があります。
エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイルete
デフは一部のバイク(BMWをはじめとしたシャフト駆動)でのみ採用なので省きます。
エンジンオイルも4st用と2st用に分かれます。ミッションオイルは主に2stとスクーターに使うオイルです。
今回はこの中でも2stのエンジンオイルに関する話題です。(いずれ4st回もやりますw)
2、2stオイルって絶滅危惧種なの?
結論から言いますが、そんなことないです!!
まれに言われますが確かにバイクの2stエンジン公道車はほぼありません。しかし、エンジンそのものは現在もしっかりと活用されてます。レース、農機具、マリンete
じゃぁバイク用の2stオイルは? もちろんあります。日本ではレーサー(モトクロッサー)しか現在販売されてませんが海外では現行販売されてるものもありますし、過去販売されてた2stバイクを好んで乗られてる方も多々おられるので需要はソコソコあるのです。
3、性能がいいと値段は高いの?
これもよく言われます。しかし、これは正しくもあり間違いでもあるのです!!
エンジンにあったオイルを選択しよう
例えばヤマハから発売されているヤマハオートルーブスーパーオイル(通称青缶)
1Lで約1100円
とelfのHTX976+というオイルで比べてみましょう。
1Lで定価約5300円
混合専用、分離混合可は置いておいてお互い40:1で混合ガソリンにしてみましょう。
さて同じ混合比で作った二つの燃料例えばこれをフツーの50ccノーマルのJOGとかに入れてみましょうか。
青缶の方はややオイルが濃いですが問題なく走ります。
HTXのほうはどうでしょう?おや?信号待ちしてたらエンジンが止まっちまった!?走り出しもモッサリで…(点火プラグオイルべっとり)
なぜこうなる??
ヒントはオイルの燃焼性と保護性能。 2stオイルとはエンジン構造上絶対に燃料と混ざって吸気され潤滑し燃焼され排出されます。(最新のTPI技術を除く)
エンジンを保護する性能は高くしっかり燃えるのが理想ですがこの理想は相反してしまうのです。保護性能を高くすれば必然的にオイルは燃えにくくなってしまう。でも各メーカーは必死に燃えカス(デポジット)や理想に近づけています。
値段はここに違いが出てくる傾向が高いのです。
つまりエンジン的には超過酷じゃない50ccのフツーの2stエンジン、しかも街乗りじゃほぼ意味がなくむしろ燃え切らないことで弊害を生むばかりなのです。
じゃ、高性能なオイルが必要な状況って?
a.エンジンそのものが高性能。例えばレーサーエンジン(モトクロッサーやエンデュランサーなど) 市販車でも強烈に改造したもの(S8やTC-miniやOPENクラスなど)
b.使用状況 サーキットなどの高い負荷がエンジンにかかるとき
c.オイル混合比を薄くしたい時
最後のはなかなか難しい事ですが時に使う方法です。逆にオイル濃度を濃くしてエンジン保護を考えることもあります。
なお当たり前ですがエンジン保護や燃焼度合はオイルだけではなく燃料の濃度が大きく関わってきますのでキャブセッティングによってまた合うオイルの差が出てきます。
4、まとめに
- オイルは高価なほどいいわけじゃない
- 目的に合ったオイルを使おう
- 混合比、保護性能、燃焼性、キャブセッティング…エンジンとの相性が出る要素が多い
- 要素が多いからこそどれがいいか選択がありすぎて宗教じみてくる
これでもかなり適当ですが2stに興味をもってくれる人が増えたらうれしいですw
次回は需要は少なくなりますが私が使ってるオイルのお話を(メモも兼ねてw)